申込いただいた方には、以下のメールを送付します。
第36期理事会ではオンラインを活用し、従来の企画行事・産学連携・研究・支部等の各活動を体系的に行うことにより産学連携を強化し、会員間の交流を促進する取り組みを実施しています。本年度は、春・秋全国大会の合間に計4回のオンライン研究セミナーを設け、定期的に会員が議論する場の創出を目指しています。
第3回目は、前半に2021度の論文賞および実践賞受賞者による招待講演セミナーを実施し、後半は「事業市場」「経営情報」「経営数理」の3研究部門による「オンライン研究会」を行います。
第三回目は、産学連携強化および会員間の交流を促進する活動として、日本経営工学会において蓄積されている価値ある研究成果を産業界に向けて広く紹介する場といたします。はじめに2021年度JIMA論文賞を受賞した林千宏氏より、研究論文を分かりやすく解説していただきます。続いて、経営工学を実践する企業側の立場から、経営工学実践賞を受賞した香取徹氏より、論文解説とその実務背景について講演をいただきます。
皆さまの研究および実務の活動において、何らかの一助になればと思いますので、是非ご参加下さい。
概要:
生産座席予約システムは、航空機や新幹線の座席予約システムに似たスケジューリングであり、ユーザはジョブを空席に割り当て生産計画を立案します。
本講演では固定ロットサイズの見込生産環境における生産座席予約システムに焦点をあて、その概要や実務的な背景を実務家の方にも分かりやすく解説いたします。
また、実工程が抱える課題に対して、経営工学の科学的アプローチがどの様に組み立てられ、その結果がどのように作用したかをご紹介いたします。
概要:
「クルマ離れ」が進むビジネス環境の中で、自動車業界では、「販売店」のあり方や顧客接点の持ち方がデジタルトランスフォーメーションの課題となっています。
インターネットで得られるクルマの情報と実車展示を含めた販売店の役割を再定義するため、来店者関するデータを動画解析技術によって取得して、顧客行動の可視化と活用を試みました。
今回の講演では、プロジェクト概要と実際の分析で苦労した点などをお話致します。
研究部門は、「生産物流」「事業市場」「サービス」「経営情報」「経営数理」「人間組織」の6部門で構成されています。オンライン研究会にて各部門の活動概要や現在のトピックスを共有することで、会員の部門活動への参加を促すことを目的にしています。
前回の「生産物流」「サービス」「人間組織」の研究会に続き、第三回目は「事業市場」「経営情報」「経営数理」が研究会を開催いたします。
概要:
エレン・マッカーサー財団に端を発する(CE: Circular Economy、循環型経済)という考え方が欧州委員会に受け継がれ、ECを中心にCE政策として、廃棄物の削減および汚染を生み出さない製品サービスのデザインを目指す具体的な規則や法令案の枠組みづくりが進展しています。事業市場部門では、SDGs生産消費責任の社会課題解決に向けて、CE政策・国際標準規格・国内外の動向を反映した「CE指向の多世代・循環型バリューチェーンマネジメント(VCM)」の「方法論」と「システム技法」の研究開発と実証、およびCEの国内外の動向調査と先進企業事例研究に取り組んでいます。活動は月に1度のオンラインミーティングを実施しています。
今回のオンライン研究会では、部門でこれまで議論した概要を紹介すると共に、参加頂いた皆さまとの意見交換を行いたいと思います。 是非ご参加ください。
概要:
日本経営工学会・経営情報部門では、経営科学系研究部会連合協議会が主催するデータ解析コンペティションが主催するデータ解析コンペティションに一分科会として参加し、JIMA予選会を毎年開催している。コンペティションでは「共通のデータを元に参加者が分析を競う」ことを目標とし、毎年、企業から提供していただいたデータを自由に分析している。また、このコンペティションでは参加チームの全てがプレゼンテーションを行うといった特徴を有する。本研究会では、この活動についての紹介を行うと同時に、実際に発表された研究の紹介や、コンペティションに参加したことがどのように後に役立っているのかなどの体験談を紹介し、今後の活動の在り方について議論する。
概要:
日本経営工学会・経営数理部門では、近年の複雑化した社会にて、対象に応じてより適切なコスト管理が必要とされる中、マーケティングの問題も含めベイジアンネットワーク等の新しい手法による実証研究を進めてきました。近年、スマート社会への取り組みが進む中、さまざまな場面において最適化問題への取り組みの必要性は増加しています。多岐にわたる分野の中で、さまざまな研究が進められている中、経営システム誌(第32巻第1号)では小特集を組んで研究部門での研究の一部を紹介しています。今回はこれらの取り組みも含め、部門での研究をご紹介させていただくとともに、ご参加の皆さんとの議論をする予定です。
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